2018年3月13日、私と黒川メカニックは、
青山通りのスターバックスでオフィス清水の
西田マネージャーと待ち合わせをしていました。
3人で集まると早々に。。。。
「 出来るか?出来ないか?」
の会話が始まりました。
リスクヘッジやテクノロジーの話、遠隔操作の
話まで発展し3人で無言になりました。。。
今まで取付事例が無いクルマ、且つ最先端の
技術が組み込まれているクルマ、
挑戦したい気持ちと、大きなリスク。。。
3人の頭の中は、そんな事がグルグル
2ヶ月ぐらい回っていました。
お客様と待ち合わせの時間になり私たちは
北青山のTESLA Japanのショールームへ移動。
そうなんです、スターバックスで会話していた
内容は「テスラに運転手動装置を取り付ける」
という話です。しかもイタリア製 キビの
アクセルリング&ブレーキレバー。
オフィス清水を通じてイタリアのキビ社にも
問い合わせ過去に取付た事例があるか?
取付可能なのか?
と聞いても取付事例が無い。。。という回答。
私たちが、ここに来た理由はお客様がテスラ
購入の最終の決断を下すタイミングでも
あったのです。
テスラの営業マンとお客様が座るテーブルへ
案内された私たちは、どんな話の展開になるか
ドキドキとヒヤヒヤの50:50でした。
座ると直ぐに会話は、やはり
「テスラ・モデル S へ装着可能か?着くならば
購入します」と。。。。
えっ!もうその話!
超責任重大!
「クルマの取付調査をさせてください!」
「調査結果がOKならば、いや、OKでは
なくてもファイブスターで手動運転装置
つけさせてください。
私達に世界初の仕事させてください!」
。。。あっ、なんか勢いよく言っちゃった私。
「調査するクルマは、駐車場に止まっています。
この鍵で開けて直ぐに結果を教えて下さい」
テスラの営業の方から覆い被さるプレッシャー
を貰いながら階段を降りようとすると、
先ほど来た道のりより何となく
廊下が伸び階段が遠くなったイメージがしました。
ここからは、西田マネージャーと黒川メカニック
のパネルを開いての配線や設置スペースなどミリ
単位での調査がスタート。
先ずは、そもそも電気自動車にイタリア製の
アクセルリング&ブレーキレバーが取付可能
なのか?
大きな課題からスタートです。
アクセルから信号を送る6本の数値を1本1本
正確に確実に測り 答えは
アクセルリング、取付可!
3人が一瞬、笑顔になった瞬間でした。
次!ブレーキレバー取付時のスペース確認!
ダッシュボードの上から下まで皮ばりの
テスラ・モデル S。
相当な施工泣かせです。
マスキングテープを張りブレーキレバーの位置
確認と内装の処理方法そしてパネルの裏に既存
パーツと干渉する事が無いか?
結果
「厳しい所はあるがイケる!とのGOサイン!
3人は、思わずガッツポーズ、
そしてホットして笑みが。。。
直ぐにお客様には、その場で連絡をし
取付可能の報告をしました。
お客様も興奮気味で
「では、宜しくお願いします。上杉さん!」
テスラへの世界初の運転手動装置取付が
始まった瞬間です。
![](https://5star-yamanashi.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_9179-1024x768.jpg)
私たちFIVESTAR 山梨は、
「クルマのバリアフリー」を掲げ
軽自動車から輸入車まで幅広く
手動運転装置を取付改造を行なっています。
車検対応であり新車・中古車購入時の
取付改造。また、現在お乗りに
なっているおクルマにも手動運転装置を
取り付けています。気軽にご相談下さい。